👦「パパ、かけざんってなあに?」 👨「うーん、同じ数を何回も足すことなんだけど…」
「掛け算」の概念を幼児に言葉だけで説明するのは至難の業です。いきなり九九の暗唱をさせるのも良いですが、なかなか覚える気にもならないみたいで。
「遊びながら掛け算の本質を理解できないかな?」
そう思い立ち、週末の隙間時間を使って「たこ焼き屋さん」になりきって掛け算を学べる知育ゲームを作ってみました!
デバッガーはうちの子ですが、年長にして少ない数字の掛け算に正解したりで興味を持ち始めました。
まずはともあれ、レッツトライ。
幼児に立ちはだかる「かけざんの壁」は視覚で突破!
掛け算を初めて学ぶ子供にとって、「3の段の4つ分」と言われても頭の中でイメージができません。 そこで教育現場でよく使われるのが、モノを縦横に規則正しく並べた「アレイ図」という考え方です。
このアレイ図、よく考えると「たこ焼きの鉄板」にそっくりなんですよ!
「縦に3個入る鉄板」を使って、「横に4列」たこ焼きを流し込む。 すると目の前には「12個」のたこ焼きが並んでいる。
これを自分自身の指で操作して体感すれば、まだ掛け算を知らない5歳児でも「面積」のような感覚で、直感的に掛け算の基礎を理解できると考えました。
「たこ焼き屋さん!かけざんゲーム」の3つの特徴
1. タップで直感操作!鉄板にたこ焼きを流し込む
画面に表示された鉄板の穴を直接タップすると、そこまでの列にポンッ!とたこ焼きが入ります。自分の指で鉄板を埋めていく感覚が、掛け算の「まとまり」を意識づけます。 さらに、画面には「〇 × 🔳 = 〇」というヒント式がリアルタイムで表示されるので、自然と数式にも慣れていきます。
2. 気分は店長!「あいよっ!」の音声演出
お客さんから「たこ焼き 15個 ちょうだい!」と注文が入ります。 正解の数だけたこ焼きをセットして「へい おまち!」ボタンを押すと、**「あいよっ!いただきっ!」**という威勢の良いボイスと共に、ジュージューと焼ける音が鳴ります。この「ごっこ遊び」の要素が、子供の集中力を持続させる最大のスパイスです。
3. 売上を伸ばせ!やり直しOKのサバイバル形式
見事お客さんの注文通りに焼けると、1個20円で「うりあげ」がチャリン!と加算されます。 間違えると「数が違うよ!」と怒られてしまいますが、これまでのゲーム作りの経験を活かし、ゲームオーバーにはならずその場で考え直せる優しい仕様にしました。過去最高の売上(スコア)を目指して、何度も挑戦したくなります。
ゲーム中の「声かけ」のポイント
ゲームを作って「はい、遊んでね」とスマホを渡すだけでなく、隣で一緒に画面を覗き込みながら遊ぶのが、知育効果を最大化するコツです。 5歳児が「掛け算の感覚」をスムーズに掴めるよう、我が家で実践している声かけのポイントを3つ紹介します。
1. 一緒に数えながら「まとまり」を意識させる
間違ってしまった時は、「違うよ」と正解をすぐに教えるのではなく、一緒に画面のたこ焼きを数えます。 👨「い〜ち、に〜、さ〜ん…あ、1列に3個入ってるね!それが4列あるから…?」 このように、縦と横の「まとまり」を意識させる声かけを繰り返すことで、自然とアレイ図(面積)の見方が身についていきます。
2. リアルな「お店屋さんごっこ」を楽しむ
ただの数字遊びにしないために、店長とお客さんのやり取りを全力で演じます。 👨「〇〇店長!パパとママと弟の3人で食べるから、4個入りの鉄板で3列焼いてください!」 家族の人数など、生活に密着したリアルなシチュエーションでお題を出すと、子供も「よしきた!」と張り切って鉄板をタップしてくれます。
3. 間違えても「やり直す力」を褒める
最初は縦と横がごっちゃになって間違えることも多いです。そんな時こそパパの腕の見せ所。 👨「惜しい!お客さんに1列おまけしちゃったね。でも、もう1回焼けば大丈夫!」 と、失敗を恐れずにリトライできたことをしっかり褒めてあげます。
仕事や家事で忙しいミドル世代。毎日つきっきりで勉強を見てあげるのは難しくても、休日の10分間、こうして手作りゲームを通して一緒に「あーだこーだ」と盛り上がるだけで、子供にとっては特別な時間になります。
まとめ
今回は「たこ焼き」をテーマに掛け算の概念を学ぶゲームを作りました。 九九の暗記をさせる前に、まずは「掛け算ってこういうことなんだ!」という感覚を掴むことが、算数への苦手意識をなくす第一歩になります。
「教えるのが難しいな…」と悩んだ時は、言葉で説明するよりも、簡単なアプリやゲームを作って「体験」させてしまうのが一番の近道かもしれません。 ぜひ、週末にお子さんと一緒に「たこ焼き屋さん」を開店してみてくださいね!
これからも、日常のちょっとした悩みを解決する手作り知育ゲームを発信していきます!
