【電気エンジニアの株式投資】株価チャートは電気回路だ!ノイズを除去して利益を抜く「自動売買シミュレーター」を作ってみた

株価シミュレーション
目次

電気回路と株?

これ一体どういう関係が?と思うかもしれませんが、エンジニアにはこう見えてます。
「……あれ? 株価のチャートって、ノイズだらけの電気信号(波形)と全く同じじゃないか?」

突発的なニュースで跳ね上がる株価は「スパイクノイズ」。 ジグザグと細かく上下する動きはまさに「リップル(高周波ノイズ)」。

私たちエンジニアは、機械を安定して動かすために、フィルター回路を使って不要なノイズを削ぎ落とし、美しい「本物の信号」だけを抽出する設計を日々行っています。

「もし、電気回路のノイズ除去技術を株価に応用したら、人間の感情や一時的なダマシを排除して、利益を最大化できるのではないか?」

そこで今回は、株価を「電圧の波」と捉え、電子回路のフィルターを通して最適解を導き出す『独自の株シミュレーター』を作ってみました。

単一銘柄の分析用株シミュレーター

シミュレーターの遊び方・各パラメータの意味

このシミュレーターのパラメータの意味を分かりやすく解説します。
なお、よくわからない方のためにパラメータを自動最適化するボタンが右上にあります。

1. 分解能(タイムフレーム)= オシロスコープの時間軸

波形を見る時の「時間の細かさ」を決めます。

  • 1日足(長期・スイング用): ゆったりとした大きな波に乗る、普段忙しいサラリーマン向け。
  • 1分足(デイトレ用): 1日の激しいノイズの中から、細かく利益をかすめ取る設定です。(※本シミュレーターでは、1分足は手数料0円のPC自動売買環境を想定して計算します)

2. 1次〜3次 LPF(ローパスフィルタ)= ノイズキャンセリング

このシミュレーターの最大の心臓部です。オーディオのノイズキャンセリングイヤホンと同じように、「一時的なダマシ(高周波ノイズ)」をカットして、本当のトレンドだけを浮かび上がらせます。

  • 生の株価に反応すると、ちょっとした下落で「パニック売り」をしてしまいがちです。
  • 「2次LPF」や「3次LPF」をオンにしてみてください。ギザギザの株価が、美しいなめらかな曲線に変わるのがわかるはずです。このツールは、この「綺麗に整えられた波形」を基準に売買の判断を行います。

3. 順張りモメンタム係数(波乗りのバランス)

モメンタムとは「相場の勢い」のことです。この係数は、「今の株価の勢い(トレンド)」と「企業の本来の価値(ファンダメンタル)」のどちらを重視するかを決めるバランスつまみです。

  • 数値を高くする(0.8〜1.0): 企業の業績よりも、「今上がっている波に飛び乗る!」というサーファーのようなアグレッシブなスタイルになります。
  • 数値を低くする(0.0〜0.4): 流行り廃りよりも、企業の安定した価値を重んじる、堅実でどっしりとしたスタイルになります。

4. 買い出動スコア(アクセルの重さ)

システムが「よし、今だ!買おう!」と決断するためのハードルの高さです。

  • 数値を高くする(1.00など): 滅多なことでは買いません。石橋を叩いて渡る慎重派で、ここぞという確実な波が来た時だけ出動します(取引回数は減ります)。
  • 数値を低くする(0.80など): ちょっとでもチャンスがあれば積極的に買いに行きます。フットワークは軽いですが、その分「ダマシ(すぐに下がってしまう波)」に引っかかるリスクも増えます。

5. Peak Hold(ピークホールド)損切ライン = 利益を守るコンデンサ

「ピークホールド(最高値保持)機能」をトレードに応用しています。

人間の脳は「買った株が下がっても、いつか戻るはず…」と希望的観測を抱いてしまい、結果的に大損(塩漬け)しがちです。この回路は、「買った後につけた『最高値』を常に記憶し、そこから指定した%(例:10%)下がったら、感情を無にして即座に売り払う」という絶対ルールです。

  • 仕事中に株価が大暴落しても、システムが自動で「命綱」を切ってくれるため、致命傷を防ぎます。
  • 逆に株価が順調に上がり続ければ、この「売却ライン」も一緒にズルズルと上に引き上げられていくため、利益を最大化しながらリスクを限定できる(トレールストップ機能)という魔法のような仕組みです。

5. Bottom Hold(ボトムホールド)反発 = 押し目買いセンサー

ピークホールドの逆で、株価が下がっている時に「最安値(ボトム)」を記憶し続ける回路です。

  • 底値から、ここで設定した「〇%」分だけキュッと反発(電圧上昇)した瞬間を狙って、自動で買い(充電)に向かいます。いわゆる「押し目買い」を機械的に狙い撃ちする設定です。

まとめ

いかがでしたか?パラメータを少し変えるだけで、最終的な資産額や取引回数がガラッと変わる面白さを体感できたと思います。これは電気回路の波形をコントロールするのは、とても良く似ています。
回路と株にこんな共通点がっ!なんて思ってもらえたらと思います。と言うことで、ぜひ回路の勉強してみませんか?笑

おすすめ銘柄

最後にこれから上がるかな?投資しやすいおすすめ銘柄も紹介します。ぜひシミュレーターで遊んでみてください。

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この記事を書いた人

趣味にハマるサラリーマン
子育てしながら、趣味の世界を深掘りします。

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